あてこする【当擦/当て擦】

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【意味】

遠回しに悪口や皮肉をいう。相手の面前で、ほかのことにかこつけて、それとなく悪口や皮肉をいう。あてつけていう。

【語源・由来】

室町時代には、すでに「あてる」に皮肉を言うの意味が生じていたとされる。「こする」は強調する意として考えられるが、「あてこする」とほぼ同じ頃「こする」に嫌味を言うの意味が派生しているので、同意の語を重ねて強めたものと思われる。

【漢字辞典】

「あてこする」を漢字で書くと「当て擦」と表記する。

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