アツモリソウ/敦盛草【あつもりそう】

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【意味】

アツモリソウ/敦盛草(あつもりそう)とは、ラン科の多年草。

【語源・由来・成り立ち】

アツモリソウ/敦盛草の語源・名前の由来について、初夏になると、茎の頂に母衣(ほろ)の形をした、紅紫色の唇弁(しんべん)花をつける。その花の形を平敦盛が背負う母衣に見立ててこの名がある。

敦盛は一ノ谷の合戦で熊谷直実(くまがいなおざね)に討たれ、16歳の若さで亡くなった平家の武将。母衣は戦のとき、鎧(よろい)の背にまとって流れ矢を防ぐ布製の袋のようなもの。同じラン科の「熊谷草」とは対の名。

【使い方・実例・用例】

*手入れされない採草地は森林化が進み、絶滅危惧種のアツモリソウ自生地も消滅した。(毎日新聞)

【漢字辞典】

「あつもりそう」を漢字で書くと「敦盛草」と表記する。

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