卓袱台/ちゃぶ台【ちゃぶだい】

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【意味】

ちゃぶだい(卓袱台)とは、短い四足のある食事用の台。足の低い食卓。飯台。ちゃぼだい。

【語源・由来・成り立ち】

ちゃぶだい(卓袱台)の語源・由来について、有力説では中国語でテーブル掛けを意味する「卓袱」とされる。おそらくそこから転じて、中国風食卓を表した。

明治期に東京で使われ始め、大正から昭和にかけて地方でも一般化、一家団欒の光景を象徴するものになった。

【実例・用例】

*西洋道中膝栗毛〔1870〜76〕〈仮名垣魯文〉一〇・下「おいらは彌次さんに附合て食机(チャブダイ)の縁を匕でたたいたばかり」

*煤煙〔1909〕〈森田草平〉三〇「小母さんは餉台(チャブダイ)の上に小皿や茶碗を伏せて」

【漢字辞典】

「ちゃぶだい」を漢字で書くと「卓袱台」と表記する。

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