【意味】
ちゃきちゃきとは、はきはきしているさま。血統に混じりけがなく、生粋である。また、勇み肌ではきはきしているさま。
【語源・由来・成り立ち】
ちゃきちゃきの語源・由来について、嫡子から嫡子へと家を継ぐこと、正統の血筋であることを意味する「ちゃくちゃく(嫡嫡)」が音変化したものと言われている。「嫡」は正妻、また、正妻の生んだ家督を継ぐ子どもの意。
血統に混じりけがなく生粋であることから派生して、はきはきしている、有望であるという意味にも使われるようになった。
【実例・用例】
よく使われる用例として「ちゃきちゃきの江戸っ子」がある。
*東京語辞典〔1917〕〈小峰大羽〉「ちャき・ちャき・〔侠侠〕 きほひ、いさみ、歯切れのするさまにいふ語」
【漢字辞典】
「ちゃきちゃき」の漢字表記は不明。