【意味】
千鳥足(ちどりあし)とは、足を、左右踏みちがえて歩くこと。特に、酒に酔った人がふらふらしながら歩くことのたとえ。酔歩。千鳥歩き。
【名前の由来語源・成り立ち】
千鳥足(ちどりあし)の名前の由来について、千鳥という鳥の歩き方に似ていることからいうもの。
千鳥の足は他の鳥と違い、後を支える指がないので、よろめいた歩き方になってしまうことから、酔っぱらいのふらふらした歩き方にたとえていうようになった。
【使い方・実例・用例】
*仮名草子・元の木阿彌〔1680〕上「ふいご祭りにたべ酔ふて、ちどりあしする風情して」
【漢字辞典】
「ちどりあし」を漢字で書くと「千鳥足」と表記する。