【意味】
手水(ちょうず)とは、手や顔などを洗い清めるための水。また、洗い清めること。特に、社寺などで参拝の前に手や口を清めること。
【語源・由来・成り立ち】
手水(ちょうず)の語源・由来について、「てみず(手水)」が転じた言葉であり、ウ音便化を含む規則的な変化(テミヅ → テウヅ → チョーズ)によるものである。
【実例・用例】
*太平記〔14C後〕一二・神泉苑事「或時御門(みかど)御手水(テウヅ)召されけるが」
*随筆・武野俗談〔1757〕七・深川芸子米蝶が伝「身延山開帳の節、おてふが母親手水(テウヅ)を売しに」
【漢字辞典】
「ちょうず」を漢字で書くと「手水」と表記する。