【意味】
荼毘(だび)とは、火葬。死者を火葬することを「荼毘に付す」という。
⇒荼毘に付す(だびにふす)
【語源・由来・成り立ち】
荼毘の語源・名前の由来について、もとは仏教用語で、火葬を意味するインドの言葉(パーリ語: jhāpeti)を音訳したもの。
『続日本紀』によると、日本で最初に火葬された人は僧の道昭で、700年(文武天皇4年)のことであるとされる。
また天皇で最初に火葬されたのは持統天皇とされる。8世紀ごろには普及し、天皇に倣って上級の役人、公家、武士も火葬が広まった。
【使い方・実例・用例】
*このまま妻を亡くすのを待ち、荼毘に付すだけというのには耐えられなかった。
【漢字辞典】
「だび」を漢字で書くと「荼毘」と表記する。