駄々っ子【だだっこ】

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【意味】

駄々っ子(だだっこ)とは、よくだだをこねる、わがままな子どものこと。
駄々をこねる(だだをこねる)

【語源・由来・成り立ち】

駄々っ子(だだっこ)の語源・由来について、「駄々(だだ)」はわがままを通そうとするときの言動を意味する。くやしいことをさす「地団駄を踏む(じだんだをふむ)」を生じ、その前半がさらに略されて「だだ」となった。

じれてくやしがるときに足を踏み鳴らすさまを駄々という当て字で表すようになった。下に「子」を付けることでそのような子どもをさして言っている。

【使い方・実例・用例】

*断橋〔1911〕〈岩野鳴〉三「だだっ児だ、ねえ、あなたは」

*或る女〔1919〕〈有島武郎〉前・一五「葉子はだだっ子らしく今更そんな事を本気に考へて見たりしてゐた」

【漢字辞典】

「だだっこ」を漢字で書くと「駄々っ子」と表記する。

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