【意味】
醍醐味(だいごみ)とは、ものごとのほんとうのおもしろさ。深い味わい。真髄。
【名前の由来語源・成り立ち】
醍醐味(だいごみ)の名前の由来について、「醍醐」は仏教で、五味の1つ。
牛や羊の乳を精製していくと、乳味(にゅうみ)、酪味(らくみ)、生酥味(しょうそみ)、熟酥味(じゅくそみ)へと変化し、最後が醍醐味になり、濃厚で最高の味とされる。
醍醐は純粋で最高の味であるところから、そこから転じ、醍醐味は「最高の面白さ」や「神髄」を意味するようになった。
【使い方・実例・用例】
*古典と現代文学〔1955〕〈山本健吉〉源氏物語・一「ロマンを読む醍醐味(ダイゴミ)を挙げるとすれば」
【漢字辞典】
「だいごみ」を漢字で書くと「醍醐味」と表記する。