丼勘定【どんぶりかんじょう】

スポンサーリンク
 

【意味】

丼勘定(どんぶりかんじょう)とは、手元にあるにまかせて、帳面にもつけないで、気ままに支払いをすますこと。おおまかに金の出し入れをすること。

【名前の由来語源・成り立ち】

丼勘定(どんぶりかんじょう)の名前の由来語源について、「丼」は江戸時代に、お金や小物を入れて懐に持ち歩いていた大きめの袋のことで、この袋にお金を入れて、無造作に出し入れしたことから「丼勘定」という言葉が生まれたとされる。

また、大工やトビなどの職人が着けていた腹掛けの前の部分についたポケット状の物入れのことを「丼」といい、そこから無造作にお金を出し入れすることに由来する説もある。

【使い方・用例・実例】

*アメリカひじき〔1967〕〈野坂昭如〉「小商い丼勘定のありがたさ、旅行のかかりは経費でおとせばよいと」

【漢字辞典】

「どんぶりかんじょう」を漢字で書くと「丼勘定」と表記する。

スポンサーリンク