【意味】
団栗(どんぐり)とは、ブナ科のカシ、クヌギ、ナラ、カシワなど、ナラ属の果実の総称。
【名前の由来語源・成り立ち】
団栗(どんぐり)の名前の由来語源について、語源については諸説あり、独楽(こま)にして遊んだことから、独楽の古名「つむぐり」の変化という説がある。「つむ」は回転する意。
ほかにも、「とちぐり(橡栗)」の変化とする説や、「だんぐり(団栗)」の意からとする説などがある。
【使い方・用例・実例】
*小学読本〔1874〕〈榊原・那珂・稲垣〉三「並に子をどん栗と称ふ、小児これをふ」
*童謡・どんぐりころころ〔1921〕〈青木存義〉「どんぐりころころ ドンブリコ お池にはまって さあ大変」
【漢字辞典】
「どんぐり」を漢字で書くと「団栗」と表記する。