【意味】
満天星 (どうだんつつじ)とは、ツツジ科の落葉低木。伊豆半島、東海道、四国、九州の山地に生え、庭木として栽培される。
【名前の由来語源・成り立ち】
満天星 (どうだんつつじ)の名前の由来語源について、「どうだん」は「とうだい(灯台)」が転じたもので、枝分かれしている様子が三本足の灯明台に似ていることにちなむ。
「満点星」と書くのは、中国の故事による。昔、太上老君が仙宮で霊薬を練るうち、誤ってこぼした玉盤の霊水がこの木に散って壺状になり、満点に星が輝くように美しかったという伝説による。
【使い方・用例・実例】
*日本植物名彙〔1884〕〈松村任三〉「ドウダンツツジ」
【漢字辞典】
「」を漢字で書くと「満天星」と表記する。