堂々巡り【どうどうめぐり】

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【意味】

堂々巡り (どうどうめぐり)とは、同じ所をぐるぐると回ること。考えや議論などが、同じことをいつまでも繰り返して進展しないこと。

【名前の由来語源・成り立ち】

堂々巡り (どうどうめぐり)の名前の由来語源について、「堂」は仏をまつる建物のことで、「堂々巡り」は本来は儀式や願掛けのために仏堂の周りを何度も歩くことを言い、そこからたとえて用いられるようになった。

【使い方・用例・実例】

*半日〔1909〕〈森鴎外〉「奥さんの頭の中では、又考が前のとほりにどうどうめぐりをしてゐる」

*ガトフ・フセグダア〔1928〕〈岩藤雪夫〉二「四人は舳甲板(おもてデッキ)の倉口(ハッチ)のぐるりを交尾期の雄犬のやうに堂々旋(メグ)りし初めた」

【漢字辞典】

「どうどうめぐり」を漢字で書くと「堂々巡り」と表記する。

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