【意味】
道楽 (どうらく)とは、趣味として、ある事柄を楽しむこと。また、ものずきであること。その人。好事家(こうずか)。
【名前の由来語源・成り立ち】
道楽 (どうらく)の名前の由来語源について、本来は仏教語で、仏道修行によって得た悟りの楽しみのこと。
また、「楽」は願うという意で用いられ、道を求めようとする願いを意味する場合は「道楽(どうぎょう)」といった。道を求めようとする願い、それによって得られた楽しみの意が転じて、趣味などに没頭して得る楽しみの意となった。
【使い方・用例・実例】
*暑中休暇〔1892〕〈巖谷小波〉四「今時の小学生徒には、ちと珍らしい道楽(ドウラク)であった」
*肱の侮辱〔1907〕〈国木田独歩〉「小供の時から釣が好で、〈略〉今でも此道楽(ダウラク)は止みません」
【漢字辞典】
「どうらく」を漢字で書くと「道楽」と表記する。