【意味】
襟を正す (えりをただす)とは、自己の乱れた衣服や姿勢を整えること。また、それまでの態度を改めて、気持ちを引き締めること。
【語源・由来・成り立ち】
襟を正すの語源・名前の由来について、長安の有名な易者に会いに行った役人たちが、易にとどまらない深い博識に感動し、自然に冠のひもを締め直して上着の襟(えり)を正し、きちんと座り直して話を聞き続けたという故事に基づく。
転じて今までを反省し、改めて身を引き締めて事に当たる事を表すようになった。
【使い方・実例・用例】
*巨人の不祥事を他山の石とし、全球団が襟を正す覚悟を示すべきである。
【漢字辞典】
「えりをただす」を漢字で書くと「襟を正す」と表記する。