【意味】
現ナマとは、現金をさす俗語。
【語源・由来・成り立ち】
現ナマの語源・名前の由来について、江戸時代、上方の商人は現金払いのことを「生(しょう)」といった。
江戸では、この「生」を訓読みにした「なま」をお金の意で使うようになり、それに「実際の」という意味の「現」をつけて「現生(げんなま)」というようになった。
1950年代の洋画の邦題『現金に手を出すな』『現金に体を張れ』など「現金」の文字に「ゲンナマ」のルビが振られたことから、「現ナマ」の語が広く使われるようになった。
【使い方・実例・用例】
*報酬の100万円を現ナマでくれた。
【漢字辞典】
「げんなま」を漢字で書くと「現生」と表記する。