【意味】
五十歩百歩(ごじっぽひゃっぽ)とは、大差のないこと。
【語源・由来・成り立ち】
五十歩百歩の語源・名前の由来について、孟子が戦争好きの梁(りょう)の恵王に、戦場で50歩逃げた者が、100歩逃げた者を臆病だとあざけり笑ったが、どう思うか尋ねたところ、王はどちらも逃げたことにかわらないと答えたという、『孟子』にある故事にちなむ。
【使い方・実例・用例】
*焼酎党の人が、ビール好きな人に「ビールは尿酸値が上がる」と注意しているのは、五十歩百歩と言わざるを得ません。
【漢字辞典】
「ごじっぽひゃっぽ」を漢字で書くと「五十歩百歩」と表記する。