【意味】
ごまめの歯ぎしりとは、実力のない者がいたずらに苛立ったり、悔しがることのたとえ。
【語源・由来・成り立ち】
ごまめの歯ぎしりの語源・名前の由来について、ごまめ(鱓)は片口鰯(かたくちいわし)の幼魚を干したもの。また、それを調理したもの。正月料理の田作り。
ごまめは小さくても尾頭付きの祝魚だが、高級魚でなく軽視されることが多いので、実力のない者のたとえとして使われ、「歯ぎしり」と結びついて憤慨する意になった。
【使い方・実例・用例】
*ごまめの歯ぎしりというのは、力のない者の例えだ
【漢字辞典】
「ごまめのはぎしり」を漢字で書くと「ごまめの歯ぎしり」と表記する。