【意味】
後生大事 (ごしょうだいじ)とは、非常に物を大切にすること。そのことを揶揄して用いることが多い。
【語源・由来・成り立ち】
後生大事の語源・名前の由来について、もとは仏教の語で、「後生」は、後世・来世・のちの世のこと。現在の生を「今生(こんじょう)」というのに対して、死後ふたたび生まれることをいう。
「後生大事」とは、来世の安楽を最も大切に考え、それを一途に願うこと。後生の安楽を願う心から、今生を大事に思って一生懸命つとめるの意が生じた。
【使い方・実例・用例】
*日本って明治に作った法律を後生大事にずっと守ろうとしますからね。
【漢字辞典】
「ごしょうだいじ」を漢字で書くと「後生大事」と表記する。