【意味】
行司(ぎょうじ)とは、相撲で、勝負の判定をする人。
【語源・由来・成り立ち】
の語源・名前の由来について、奈良・平安時代、毎年7月に行われた宮中行事「相撲節会(すまいのせちえ)」では、勝負判定役を左右の相撲人を立ち会わせる役ということで、「立合(たちあわせ)」と呼ばれていた。
室町時代になると「事」を執り「行」うということから、「行事」と表記された。現在の「行司」の表記が一般化したのは近世以降である。
【使い方・実例・用例】
*幕内格行司の木村寿之介が東京場所で使用する軍配には、角界内外の最高級が凝縮されている。(日刊スポーツ)
【漢字辞典】
「ぎょうじ」を漢字で書くと「行司」と表記する。