一言居士 【いちげんこじ】

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【意味】

一言居士 (いちげんこじ)とは、何事にも、自分の意見を一つ言わないと、気のすまない人。いちごんこじ。

【名前の由来語源・成り立ち】

一言居士 (いちげんこじ)の名前の由来語源について、「居士」は元は仏教語で、サンスクリット語gŗha‐patiの訳。

古代インドでは資産家の家長を指す。転じて中国では在家の仏道修行者を意味したが、日本では、男子が死んだ後、戒名の下につける称号となった。

「一言居士」とは、「一言抉(こじ)る」を人名になぞらえていったもの。

【使い方・用例・実例】

*新時代用語辞典〔1930〕〈長岡規矩雄〉議会用語「一言居士 何事にも何等か一言意見を開陳せずに居れない議員のこと」

【漢字辞典】

「いちげんこじ」を漢字で書くと「一言居士」と表記する。

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