一か八か【いちかばちか】

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【意味】

一か八か(いちかばちか)とは、のるかそるか。乾坤一擲(けんこんいってき)。

【名前の由来語源・成り立ち】

一か八か(いちかばちか)の名前の由来語源について、サイコロ賭博で、偶数を「丁(ちょう)」、奇数を「半(はん)」といい、そのどちらがでるか、「丁か半か」とかけるところからいうもので、「一」は「丁」、「八」は「半」の字の上部を取ったもの。

また一説に、一の目が出るか、それとも駄目かの意味で、「一か罰か」といったところからともいわれている。

【使い方・用例・実例】

*歌舞伎・人間万事金世中〔1879〕序幕「そこが所謂一(イチ)かばち、危ふい橋を渡らねば大きい儲けは出来ぬ世の中」

*断橋〔1911〕〈岩野泡鳴〉一四「渠も亦いよいよ窮して来て、一かばちかの勝負を仕出した、な」

【漢字辞典】

「いちかばちか」を漢字で書くと「一か八か」と表記する。

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