【意味】
市松模様(いちまつもよう)とは、色の違う二種類の方形を、互いに並べた模様。チェック。本来は、白・黒の正方形を交互に配置した図案をいう。
【名前の由来語源・成り立ち】
市松模様(いちまつもよう)の名前の由来語源について、江戸時代の歌舞伎役者、佐野川市松がこの模様の裃(かみしも)をきたことから広まったとされる。
衣装を着せて遊ぶ抱き人形の「市松人形」も、子役当時の市松がモデルといわれている。
【使い方・用例・実例】
*芽むしり仔撃ち〔1958〕〈大江健三郎〉八「村長の家は黒と白の市松模様の壁をめぐらせて」
【漢字辞典】
「いちまつもよう」を漢字で書くと「市松模様」と表記する。