【意味】
一味 (いちみ)とは、
【名前の由来語源・成り立ち】
一味 (いちみ)の名前の由来語源について、仏教では、川が海に入ると一つの味になるように、仏法は貴賎や男女、大小などに関わりなくすべて平等無差別であることをいう。
その意味から、心を同じくして協力する意味や同志の意味となり、いつしか悪事を企む仲間の意味で用いられるようになった。
ちなみに、文字通り、一つの味、また、一味唐辛子のように、成分が一種類の意味でも用いられる。
【使い方・用例・実例】
*浄瑠璃・平家女護島〔1719〕三「一味して戦場に討死するも死は同じ」
【漢字辞典】
「いちみ」を漢字で書くと「一味」と表記する。