一目置く(いちもくおく)

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【意味】

一目置く(いちもくおく)とは、自分よりすぐれている者に対して、敬意を表して一歩譲る。

【名前の由来語源・成り立ち】

一目置く(いちもくおく)の名前の由来語源について、囲碁では、弱い者は強い相手に対して最初に一目置いてから勝負(対局)を始める。そこから、自分よりすぐれている人に対して一歩譲ることを、そう言うようになった。

【使い方・用例・実例】

*語彙〔1871〜84〕「いちもくおく 囲碁より出たる語にて弱き者は先に一目を置ゆゑに他を強きものとして其人を尊み又転じては人を畏れて事を為(なす)をもいふ」

*或る女〔1919〕〈有島武郎〉前・一八「それでも一座は事務長には一目置いてゐるらしく」

【漢字辞典】

「いちもくおく」を漢字で書くと「一目置く」と表記する。

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