【意味】
一蓮托生 (いちれんたくしょう)とは、最後まで行動、運命を共にすること。
【名前の由来語源・成り立ち】
一蓮托生 (いちれんたくしょう)の名前の由来語源について、本来は仏教語で、死後、極楽浄土で同じ蓮華の上に生まれること。
江戸時代には、この世で結ばれない恋人同士が来世で添い遂げることを願うときなどに用いられた。
【使い方・用例・実例】
*生々流転〔1939〕〈岡本かの子〉「けふは呉越同舟の船かね、それとも一蓮托生の船かね」
*王国の鍵〔1956〕〈堀田善衛〉「国家が破産するときは、一蓮託生だからね」
【漢字辞典】
「いちれんたくしょう」を漢字で書くと「一蓮托生」と表記する。