【意味】
一騎当千(いっきとうせん)とは、ひとりで千人の敵を相手にできるほど強いこと。広く、抜群の能力を持つもの形容として用いる。
【名前の由来語源・成り立ち】
一騎当千(いっきとうせん)の名前の由来語源について、一人の騎兵でも千人の敵に対抗できるほど強いことを表した言葉。
武士の強さをたとえた言葉であったが、人並みはずれた強さの意味から、武士以外にも人並みはずれた能力・技術などを持つ人にも用いられるようになった。「千」は「ぜん」とも読む。
【使い方・用例・実例】
*語彙〔1871〜84〕「いっきたうせん 一騎が千人にあたるほどの兵士をいふ」
【漢字辞典】
「いっきとうせん」を漢字で書くと「一騎当千」と表記する。