印税【いんぜい】

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【意味】

印税(いんぜい)とは、著者または著作権者が、その作品の使用料として出版者などから受けとる金銭。定価、発行高に応じて、一定歩合によって定められる。

【名前の由来語源・成り立ち】

印税(いんぜい)の名前の由来語源について、英語stamp dutyの訳語である「印紙税」の略語として使われたのが、この語の始まりとされる。

それが転用されて、著作権の使用料を意味するロイヤリティー(royalty)を表す語として用いられるようになった。

【使い方・用例・実例】

*竹沢先生と云ふ人〔1924〜25〕〈長与善郎〉竹沢先生富士を観る・二「その日受けとった許りの印税をそっくり持って行って」

*帰郷〔1948〕〈大仏次郎〉遅日「印税は普通一割か一割二分のところ、先生は一割五分を請求するさうだけれど、売れることは確実に売り切れるんださうだ」

【漢字辞典】

「いんぜい」を漢字で書くと「印税」と表記する。

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