居丈高/威丈高【いたけだか】

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【意味】

居丈高(いたけだか)とは、すわった時の背が高いこと。または人を威圧するような態度でいきなり立つさま。「いだけだか」「いだけたか」とも言う。

【名前の由来語源・成り立ち】

居丈高(いたけだか)の名前の由来語源について、「い(居)」は座っていること、「たけ(丈)」は背の高さ、つまり「いたけ」で座高の意味となる。

「いたけだか」は座高の高いことの意味から、反り身になって座高を高く見せる威圧的な態度を表すようになった。なお中世では、「イダケダカ」と発音されたらしいとされる。

【使い方・用例・実例】

*破戒〔1906〕〈島崎藤村〉二・三「郡視学は威丈高(ヰタケダカ)になった」

【漢字辞典】

「いたけだか」を漢字で書くと「居丈高」「威丈高」と表記する。

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