砂利【じゃり】

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【意味】

砂利(じゃり)とは、小石。また、小石に砂のまじったもの。ざり。

【語源・由来・成り立ち】

砂利(じゃり)の語源・由来について、「さざれいし(細石)」の「さざれ」から転じたものという。サザレ⇒ザレ⇒ザリ⇒ジャリと転じたされる。

また劇場などで使われた隠語から、子供を指す蔑称として「ジャリ」が使われることもある。丸刈りが主流だった時代、子供客の集まりを劇場の上から見下ろすと、砂利のように見えたことから。

【実例・用例】

*暗夜行路〔1921〜37〕〈志賀直哉〉三・一「男女の労働者が川底から揚げて来た砂利(ジャリ)を大さに従ってふるひ分けて居る」

*採石法〔1951〕四条・一「他人の土地において岩石及び砂利を採取する権利を有する」

【漢字辞典】

「じゃり」を漢字で書くと「砂利」と表記する。

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