【意味】
改訂(かいてい)とは、文章を改めること。
【語源・由来・成り立ち】
改訂(かいてい)の語源・由来について、明治期の和製漢語であり、「訂」は文字などの誤りを改めて正しくなおすこと。明治時代に「改良論(=ものごとをもっと良くしようという考え方)」がさかんに唱えられた際にできた言葉。ほかに「改進」「改業」などの二字漢語がつくられた。
【実例・用例】
*良人の自白〔1904〜06〕〈木下尚江〉刊行日記「今聊か改訂を試みて之を刊行す」
*国家公務員法〔1947〕一九条・四「人事院は〈略〉人事記録で、前項の規定による人事院規則に違反すると認めるものについて、その改訂を命じ、その他所要の措置をなすことができる」
【漢字辞典】
「かいてい」を漢字で書くと「改訂」と表記する。