カイツブリ/鸊鷉【かいつぶり】

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【意味】

カイツブリとは、カイツブリ目カイツブリ科の小鳥の総称。

【語源・由来・成り立ち】

カイツブリの語源・由来について、水を「掻い潜る(かいくぐる)」が転じたという説、または「カイ」は、たちまちの意で、潜る時の水音が「ツブリ」に転じたとする説など、諸説ある。

さらに瓢箪のような体の形などから「櫂(かひ)」「瓢(つぶる)」との説や、繰り返し頭から潜る「掻き頭潜(つぶ)り」などの説もある。かいつぶりは、室町時代以降みられるになった語とされる。

【実例・用例】

*俳諧・色杉原〔1691〕「かくれけり師走の海のかいつぶり〈芭蕉〉」

*昨日の花〔1935〕〈日野草城〉「かいつぶりさびしくなればくぐりけり」

【漢字辞典】

「カイツブリ」「かいつぶり」を漢字で書くと「鸊鷉」と表記する。

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