閑古鳥が鳴く【かんこどりがなく】

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【意味】

閑古鳥が鳴く(かんこどりがなく)とは、商売がはやらないさま。「閑古鳥」はカッコウの異名。

【語源・由来・成り立ち】

閑古鳥が鳴く(かんこどりがなく)の語源・由来について、「閑古鳥」はカッコウのこと。その鳴き声がいかにも寂しげに聞こえることからのたとえ。その鳴き声は寂しさを誘い、商売不振のたとえになっていった。

【実例・用例】

*俚言集覧〔1797頃〕「かんこ鳥の啼やう、かんこ鳥の声はさびしきものなれば喩へ言なり。かんこ鳥がうたふともいふ」

*夢声半代記〔1929〕〈徳川夢声〉トンガリ「連日閑古鳥(カンコドリ)が鳴きそうな不入と来たので」

【漢字辞典】

「かんこどりがなく」を漢字で書くと「閑古鳥が鳴く」と表記する。

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