関白【かんぱく】

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【意味】

関白(かんぱく)とは、成人後の天皇を助けて政務をとり行った重職。

【語源・由来・成り立ち】

関白(かんぱく)の語源・由来について、天皇の言葉に対し、関(あずか)り白(もう)すことから来ている。
もとは天子に奏上する前に政治に関する意見を重臣に申し上げることを言った。またそれを聞く重臣のこともさしていたため、日本では天皇の側にいて政治に関する意見を聞き政務にたずさわる役職を言うようになった。

【実例・用例】

*愚管抄〔1220〕三「関白は昭宣公摂政の後に関白の詔ははじまりけり」

*伊京集〔室町〕「関白 クヮンバク アツカリ マウス」

【漢字辞典】

「かんぱく」を漢字で書くと「関白」と表記する。

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