肩書き【かたがき】

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【意味】

肩書き(かたがき)とは、社会的な地位・身分・称号など。

【語源・由来・成り立ち】

肩書き(かたがき)の語源・由来について、歌舞伎役者の右肩に座本の略称が小書きされており、「かたがき」の「」はこれが由来となっている。ただし、この時点では単にその所属を示すものであった。

現在のように広い意味で使われるようになるのは、名刺の普及が影響しているものと考えられる。

【実例・用例】

*日の出〔1903〕〈国木田独歩〉「其の一人はオックスホード大学の出身、其一人はハーバード大学の出身など、皆それぞれの肩書(カタガキ)を持て居る年少気鋭」

*彼岸過迄〔1912〕〈夏目漱石〉須永の話・五「法学士の肩書(カタガキ)を利用して」

【漢字辞典】

「かたがき」を漢字で書くと「肩書き」と表記する。

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