【意味】
勝手口 (かってぐち)とは、台所にある出入り口。裏口。また、茶の湯で亭主が出入りする口。
【語源・由来・成り立ち】
勝手口の語源・名前の由来について、
室町時代ごろ、台所のことを「勝手」と呼び、また、茶室で茶の湯をしまっておくところを「勝手」ということから、家の者が人目につかずに出入りする口を「勝手口」と呼ぶようになった。
台所のことを勝手というのは、「かて(糧)」の古形「かりて」が転じたものとする説が有力。食糧の意が転じて台所や生計の意を表すようになった。
【使い方・実例・用例】
*このフロアは、キッチンから洗面洗濯室に入り、洗面洗濯室から勝手口を通って庭に出ることができるようになっています。
【漢字辞典】
「かってぐち」を漢字で書くと「勝手口」と表記する。