【意味】
買う(かう)とは、代金を払って自分のものにする。「売る」の反対語。
【語源・由来・成り立ち】
買う(かう)の語源・由来について、「交ふ(かふ)」が元になっている。行き交う、飛び交うの「交う」で、つまり「入り違う」ということ。よって「買う」は、代金とほしい物を入れ違わせることであるので、「交う」に由来していることになる。
【実例・用例】
*虎明本狂言・末広がり〔室町末〜近世初〕「『代物はいかほどでおじゃるぞ』『さだまって百疋でおじゃる』『それならば百疋にかひまらせう』」
【漢字辞典】
「かう」を漢字で書くと「買う」と表記する。