【意味】
謦咳に接する (けいがいにせっする)とは、尊敬する人の話を直接聞く。お目にかかる。謦咳に触れる。
【語源・由来・成り立ち】
謦咳に接するの語源・名前の由来について、「謦」も「咳」もせきの意。「謦咳」とはせきばらいのこと。
「謦咳に接する」とは、間近でせきばらいを聞けるだけで幸せであるという意味から、尊敬する人と直接会ったり、話を聞くことを敬っていう言葉となった。
出典は『荘子』除無鬼篇とされる。
【使い方・実例・用例】
*私はかつて中村三郎天風先生の謦咳に接する機会がほんのちょっぴりとだけあった。
【漢字辞典】
「けいがいにせっする」を漢字で書くと「謦咳に接する」と表記する。