【意味】
キセルとは、刻みタバコを吸う喫煙具のこと。雁首(がんくび)・吸い口に金属を用い、途中の管(くだ)である羅宇(らお・らう)に細い竹を使用する。
【語源・由来・成り立ち】
キセルの語源・名前の由来について、語源については、カンボジア語で「管」を意味する「クセル(khsier)」が訛ったものとされる。
「煙管」と書くのは当て字。
なお、雁首と吸い口の金具をつなぐ管を「羅宇」というが、これは地名ラオスに由来し、ラオス産の竹を使ったことからいう。
【使い方・実例・用例】
*かつては刻みタバコを煙管(キセル)で吸うのが普通だった。
【漢字辞典】
「きせる」「キセル」を漢字で書くと「煙管」と表記する。