故事付ける【こじつける】

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【意味】

こじつける(故事付ける)とは、むりに理由をつけて、筋の通ったようにする。むりに関係づける。むりやりつくりあげる。

【語源・由来・成り立ち】

こじつける(故事付ける)の語源・由来について、「こじつける」とは、「故事」+「付ける」で、すなわち昔から伝えられている「いわれ」や「物語」を都合よく無理やりくっつけるところからできたとされる。

【使い方・実例・用例】

*西洋道中膝栗毛〔1874〜76〕〈総生寛〉一二・上「其上に活馬の眼をぬき、お月様を一つの世界だと窮理(コジツケ)る位(くれへ)な西洋人の鼻毛をぬくといふのは」

*他人の顔〔1964〕〈安部公房〉灰色のノート「あるいは後からこじつけた、想像だったかもしれない」

【漢字辞典】

「こじつける」を漢字で書くと「故事付ける」と表記する。

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