【意味】
薫陶 (くんとう)とは、すぐれた人格で感化し、立派な人間をつくること。
⇒「薫陶を受ける」
【語源・由来・成り立ち】
薫陶の語源・名前の由来について、「薫」は香をたきこめること。「陶」は陶器をつくること。
つまり「薫陶」とは、香の薫りを染み込ませたり、土をこねて形を整えながら陶器を作り上げるような、徳の力による感化、教育を受けるという意味であり、師や親の教育のすばらしさを誉めるときに用いられるようになった。
【使い方・実例・用例】
*彼の生涯をつづったこの本には薫陶を受けた。
【漢字辞典】
「くんとう」を漢字で書くと「薫陶」と表記する。