【意味】
草野球(くさやきゅう)とは、素人が集まってする野球。
【語源・由来・成り立ち】
草野球(くさやきゅう)の語源・由来について、農村などで行われる比較的規模の小さな競馬をいう「草競馬」、素人の相撲をいう「草相撲」、接頭語としての「草」には、広く誰でも・本格的ではないといった意味がふくまれている。
なお草の根運動の「草の根」も同じように、直訳すれば農業地区、末端、基礎等の意味であり、派生して大衆といった広い範囲の対象をさす。草野球も広くだれでも参加できるという意味では相通じているとみてよいだろう。
【使い方・実例・用例】
*畜生塚〔1970〕〈秦恒平〉二「たまに草野球の仲間入をしていると珍しそうな声がかかる」
【漢字辞典】
「くさやきゅう」を漢字で書くと「草野球」と表記する。