曲学阿世【きょくがくあせい】

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【意味】

曲学阿世 (きょくがくあせい)とは、学問の真理を故意にゆがめ、時の権力者や社会の風潮にこびへつらい、人気を得るような言動をすること。

【語源・由来・成り立ち】

曲学阿世の語源・名前の由来について、「曲学」は真理を曲げた正道によらない学問。

「阿世」は世におもねる意。「阿」はへつらい阿(おもね)る(迎合する)意。出典は『史記』儒林伝(じゅりんでん)の「曲学以(もっ)て世に阿(おもね)る無かれ」から。

1950年(昭和25年)、首相の吉田茂が東大総長南原繁の全面講和論に反発したときに、南原を「曲学阿世の徒」と言ったことから、一般に広まった。

【使い方・実例・用例】

*「曲学阿世(きょくがくあせい)」という言葉を思い浮かべるほど、あきれ果てる出来事が起きた。

【漢字辞典】

「きょくがくあせい」を漢字で書くと「曲学阿世」と表記する。

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