【意味】
ウリ科のつる性一年草。インド原産で、日本へは古く中国を経て渡来し、果実の生食用に各地で栽培され品種も多い。全体にとげ状の毛を散生する。葉は長柄を持ち心形で浅く掌状に裂け、各裂片の縁に不規則な鋸歯がある。雌雄同株。夏、先が深く五裂した黄色い花を開く。果実は卵状楕円形か円形で長さ一〇〜一五センチメートル、黄・緑・白色に熟し芳香と甘味がある。
【語源・由来・発祥・成り立ち】
岐阜県本巣郡真桑村(現、真正町)のものが最上とされたところからこの名がある。
【漢字辞典】
「まくわうり」を漢字で書くと「真桑瓜」と表記する。