曼荼羅【まんだら】

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【意味】

曼荼羅(まんだら)とは、仏教(とくに密教)で、宇宙の真理を表わすために、仏・菩薩を一定の枠(わく)の中に配置して図示したもの。「曼陀羅」とも書く。

【名前の由来語源・成り立ち】

曼荼羅(まんだら)の名前の由来について、サンスクリット語maṇḍalaの音を漢字で表したもの(音訳)で、漢字自体には意味はない。maṇḍalaは、形容詞で「丸い」という意味があり、円は完全・円満などの意味があることから、これが語源とされる。

(※)サンスクリット語 古代から中世にかけて、インド亜大陸や東南アジアにおいて用いられていた言語。古代インドの標準文章。梵語(ぼんご)。

【用例・実例】

*源氏物語〔1001〜14頃〕幻「かの心ざしおかれたる極楽のまんたらなど」

【漢字辞典】

「まんだら」を漢字で書くと「曼荼羅」と表記する。

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