【意味】
目配せ(めくばせ)とは、まばたきして意志を伝えること。目を動かして合図すること。
【名前の由来語源・成り立ち】
目配せ(めくばせ)の名前の由来について、目配せは、古語の「めくわす(目食はす)」に由来する。「食はす」は、「合わせる・一体化する」という意味で、一方が瞼(まぶた)の上下を合わせ(まばたきして)、もう一方の相手に意志を伝えるということ。
この「めくわす」から「めくわせ」、そして「めくばせ」と変化したとされる。「目配せ」と書くのは当て字。
【用例・実例】
*聊斎私異〔1970〕〈安岡章太郎〉「とたんに兄弟たちは目くばせし合ったり」
【漢字辞典】
「めくばせ」を漢字で書くと「目配せ」と表記する。