【意味】
目安とは、見た目に感じがよいこと。また、そのさま。文書を読みやすくするために箇条書にすること。
【名前の由来語源・成り立ち】
目安の由来について、平安時代には見た目に感じがよいことの意で用いられていたが、のちに、文章を読みやすくするために箇条書きにすること、また、その文章のことをいうようになり、転じて、目当て、目標の意味で用いられるようになった。
【用例・実例】
*吾輩は猫である〔1905〜06〕〈夏目漱石〉七「吾輩を目安にして考へれば猫なで声ではない」
【漢字辞典】
「めやす」を漢字で書くと「目安」と表記する。