【意味】
微塵(みじん)とは、仏語。物質を分割した最小単位である極微(ごくみ)の一つを中心にして、上下四方の六方から極微が結合したきわめて小さい単位。転じて、きわめて微細なもの。
【名前の由来語源・成り立ち】
微塵(みじん)の名前の由来語源について、本来は仏教語で、物質を構成する単位。
物質の最小単位である極微(ごくみ)を中心に、上下四方の六方から極微が結合したきわめて小さい単位であり、そこから転じて、非常に微細なものを意味するようになった。
【使い方・用例・実例】
*吾輩は猫である〔1905〜06〕〈夏目漱石〉一〇「掃除の原因及び結果に至っては微塵の責任だに背負って居らん」
【漢字辞典】
「みじん」を漢字で書くと「微塵」と表記する。