むくげ【木槿/槿/ムクゲ】

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【意味】

アオイ科の落葉低木。中国、インド原産で、観賞用に生垣や庭木として植栽される。高さ約三メートル。幹は灰白色。葉は柄をもち卵形で三裂し、縁に粗い鋸歯(きょし)がある。夏から秋にかけ、径五〜一五センチメートルの五弁花が咲く。花は朝開いて夜しぼみ、淡紅・白・淡紫色などがある。果実は卵円形で熟すと五裂に裂ける。漢方ではつぼみを乾燥したものを木槿花(もくきんか)と呼び、煎じて胃腸カタルや腸出血に用いる。一説に、古く「アサガオ」と称したのは、この花をさしていたという。

【語源・由来・発祥・成り立ち】

【漢字辞典】

「むくげ」を漢字で書くと「木槿」「槿」と表記する。

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