【マスカット(muscat)】

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【意味】

マスカット(muscat)とは、ブドウの代表的栽培品種。エジプト原産といわれ、主に温室で作る。果実は長大、黄青色の半透明で、甘く、芳香がある。果穂も大きく美しい。

【名前の由来語源・成り立ち】

マスカット(muscat)の名前の由来語源について、英語muscatからの外来語だが、語源は「麝香(じゃこう)」を意味するラテン語muscusにさかのぼる。強い芳香のすることにちなむ。

粒が大きく、明るい緑色をしており、甘味も強い。「陸の真珠」や「葡萄の女王」と称される。

【使い方・用例・実例】

*読書放浪〔1933〕〈内田魯庵〉銀座繁昌記・三「此の家のパーラでアレキサンドリヤのムスカットを賞翫しなければ果実の味を談ずる資格は無いので」

*夢の浮橋〔1970〕〈倉橋由美子〉中秋無月「太い腕をむきだした前田がマスカットをもってやってきた」

【漢字辞典】

「マスカット(muscat)」はカタカナ語のため漢字表記はなし。

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